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プロ醤油ケジャン−味に対する"プロ"たちだけが訪れる

地下鉄3号線の'新沙(シンサ・Shinsa)'駅一帯をグルメ横丁に仕立て上げた主人公がこのお店'プロ醤油ケジャン'です。

20年前からここは釜山か馬山一帯の土俗食である'アグチム(アンコウの煮物)'の専門店が並び、'アグチム横丁'が形成されていました。しかし'プロ醤油ケジャン'のカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬)の味が知られ始めると、あちこちにケジャン専門を名乗る店が増え、今では'ケジャン横丁'として更に有名になりました。ここは1年365日24時間の間、休みもなしで営業する、味の"異色地帯"として称されています。

ワタリガニの背殻にご飯を混ぜて一杯、丸々と太った足をしゃぶりながらもう一杯、剥き出した蟹肉をヤンニョム(醤油のタレ)に絡めてもう一杯...。
ケジャン一皿だけで何杯ものご飯がすすむと言うことで"ご飯泥棒"と呼ばれます。'プロ醤油ケジャン'で出される醤油ケジャン一皿は普通大きいと蟹2匹分。胴体は食べ易いように割られており、殻の上には白い身と黄色い蟹味噌が美味しそうに乗せられて出てきます。

■ 味の秘訣は20年間守りつづけた醤油の味

社長にケジャンの味の秘訣を尋ねると誰もが聞かされる話がある。それは18年間守ってきたヤンニョム醤油(タレ)の味のことです。もちろん最上の材料は基本。
1983年のオープン当時に仕込んだ醤油を足りない分だけ補充しながらずっと守ってきました。
大根、玉葱などあらゆる野菜の汁と果物・茸などを入れて煮詰めた醤油はしょっぱくなくコクのある味です。

■ 看板に絡んだ面白いお話

18年前、社長は故郷の名前を借りて'木浦家'という看板で営業を始めました。社長の腕前が美食家達の間で口コミによって広まり始めた頃、当時韓国で最高の人気を得ていたプロ野球関係者らがここに通うようになりました。栄養万点の醤油ケジャンを美味しく食べられる代表的なお店としてプロ選手らの間に知れ渡ったのです。
結局'木浦家'の代わりに"プロ野球選手達が好きな醤油ケジャン"という意味で'プロ醤油ケジャン'という新しい看板を掲げました。今もプロ野球解説者のハ・イルソン氏をはじめ、イ・ジョンボム選手など数多くのプロ野球選手とバスケットボール選手らが"栄養補給"をしに常連客として出入りしています。


■ これを添えれば更に美味しい

'海草(メセンイ)汁'
緑藻類に属する海草'メセンイ'で汁を煮こんだ全羅道式の料理。
メセンイは韓国でも最も寒い12月と1月のたった2ヶ月の間だけ深海から採取が可能。入手が困難な上に、味と香りが特異なため調理するのが難しい食べ物です。社長の故郷の木浦から直接仕入れ、急冷させて1年間常に出せるようにしたこの汁を飲むためにここを訪れる常連客がいる程、人気を集めています。わかめスープのようにメセンイを生牡蠣と一緒に炒めて作り、味はわかめスープより少し強いが特有のさっぱりした味が印象的です。

'蟹味噌ビビンバ'
蟹味噌と身をつましく取って卵の黄身とゴマ、そして細かく刻んだ揉み海苔を入れて作るケジャンビビンバは昼食時のメニューとしても人気が高いです。温かいご飯と合う蟹味噌が特に柔らかくて香ばしいのが特徴。

■ コースで楽しむ醤油ケジャン

お店の社長がお勧めする'プロ醤油ケジャン'を100%楽しむ方法はこれ。
料理が出てくるのを待っている間に'サンナクチ(活きタコ)'で食欲を促進させ、'コッケチム'で空腹感を免れた後は、メインメニューの'醤油ケジャン'の味をゆっくり吟味して楽しむ。醤油ケジャンの皿が空になったからと言って心配する必要はない。'蟹味噌ビビンバ'と'海草汁'でさっぱりと食べ終えることができるから。ここに良く冷えたビールか、最も"韓国的な酒"と呼ばれるマッコルリ添えても良い。

■ メニュー
醤油(カンジャン)ケジャン30,000ウォン/蟹味噌(ケアル)ビビンバ12,000ウォン/海草汁(メセンイクック)8,000ウォン/ハタハタのチゲ鍋(メウンタン)30,000ウォン/海産物のチム(ヘムルモドゥムチム)45,000ウォン/太刀魚の煮付け(カルチジョリム)小35,000ウォン、大40,000ウォン/ワタリガニの混ぜもの(コッケボムボク)40,000ウォン/赤甘鯛の塩焼き(オクドムグイ)22,000ウォン/ワタリガニの煮物(サンコッケチム)小35,000ウォン、大45,000ウォン/アンコウの煮物(アグチム)小30,000、ウォン大40,000ウォン/アンコウの水煮(アグスユク)45,000ウォン/活きタコ(サンナクチ)1人前20,000ウォン/ヨンポタン30,000ウォン/ヨンポムチム30,000ウォン(1皿)/エイの刺身(ホンオフェ)40,000ウォン/エイの和え物(ホンオムッチム)40,000ウォン/マッコルリ5,000ウォン/ビビムヤンニョム1,000ウォン

データファイル
[プロ醤油ケジャン]
エリア:江南
主なメニュー : 韓国料理
住所 : ソウル市瑞草区(ソチョグ)蠶院洞(チャンウォンドン)27-1
電話 : 82-2-543-4126
営業時間 : 24時間
休日 : 年中無休
交通 : 地下鉄3号線'新沙(シンサ・ShinSa)'駅下車、4番出口

行き方
地下鉄3号線'新沙(シンサ・ShinSa)'駅下車、4番出口を利用。出口を出て直ぐに見える'SKC Plaza'を挟んで右折。路地に入り最初の四つ角を左折。約50m前方左側に'プロ醤油ケジャン'の看板が見える。左側には'江南商会'が、向い側には'ファッション産業研究院'がある。




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