
お勧めの韓国料理
世界中の人が楽しんでいる全州ビビンバ
いろいろなナムルと牛肉をご飯に混ぜて食べる!
韓国には、韓国ならではの美味しい食べ物がたくさんありますが、そのなかでもキムチ、プルコギと並んで有名なのがビビンバです。そしてビビンバの中でも特に有名なのが全羅北道の全州(ジョンジュ)ビビンバです。全州ビビンバの由来として最も広く広まっているのは、宮廷での昼食として軽く食べられる料理として伝わっている骨董飯(コルドンバン)が土台になっているという説です。全州は地理的条件に恵まれており、農産物や海産物が豊富な土地柄です。そしてこの地域の条件を最も有効に生かしている料理がビビンバであるといえます。
全州ビビンバの特徴
牛の骨のスープでふっくらと炊かれた豆モヤシ入りご飯に、季節に合った様々な天然素材のナムルを陰陽五行の原理によって整えたのがビビンバです。そこに全羅道の名物である肉のなます(ユックァ)とムク(ソバやドングリの粉をゼリー状に煮固めたもの)を加えたのが全州ビビンバの特徴です。自然が与えてくれる恵みを、人間の生活に取り入れ、より完成度の高い料理に昇華させた先祖の知恵が込められている韓国の伝統料理といえます。特に黄身と白身それぞれで作った錦糸玉子を散らした全州ビビンバは、ただの料理というより芸術の域にまで達している韓国の食文化の結晶といえます。
全州ビビンバに入っている材料
全州は美味しい豆モヤシの主産地として知られており、全州豆モヤシという名前が特に付けられています。その全州豆モヤシと、緑豆を原料にし、クチナシの実の色素で黄色くしたムク(ソバ、ドングリ、緑豆などの粉末をゼリー状に煮固めた食品)、牛肉のなます、そして椎茸とワラビ、キキョウ、ホウレンソウなど旬の山菜類が主な材料です。そしてこの山菜を、淡白で、それでいてしっかりと加減よく味付けするための特製しょう油、やや辛く、それでいて甘みのあるコチュジャンも欠かせない調味料です。そのほかにタマゴ、クルミ、銀杏などが色とりどりに使われています。ビビンバのその華麗な色彩は、まるで器の中で宇宙の森羅万象を表現しているかのようです。
誰もが魅了されてしまう味のハーモニー
いくら種類が豊富でもナムル類だけでは食卓が物足りないと感じる外国人も、ビビンバには惜しみない賛辞を送っています。ナムルと肉のなます(或いは牛肉炒め)、ゴマ油に加え、韓国の発酵食品の傑作であるしょう油と、コチュジャンなどが持っている栄養素は、それぞれ見事に調和しており、ほとんど完璧に近い栄養構成を誇っています。今では世界中の人が楽しんでいる料理となった全州ビビンバを、本場で、本物の味を試して見てください。
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